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スマートシティ构想に向けた最新のテクノロジーを検証するサッカースタジアム
オンラインでのフリーマーケットや决済サービス事业などを展开するメルカリが、茨城県の鹿嶋市と连携协定を结びスマートシティの构筑を推进するという。メルカリが経営権を持つプロサッカークラブ「鹿岛アントラーズ」に関わるさまざまなリソースを、鹿嶋市におけるスマートシティ构筑に活用しようというのだが、どのような构想なのか。
メルカリと鹿嶋市がスマートシティ事业推进を目指して提携
茨城県の鹿嶋市といえば、日本プロサッカーリーグ(闯リーグ)に加盟する「鹿岛アントラーズ」のホームタウンの1つとして名前が知られている、人口约6万6千人(2022年6月1日现在)の都市だ。そんな鹿嶋市がスマートシティを目指すといわれてもピンとこない。
鹿嶋市と鹿岛アントラーズ?エフ?シー、およびメルカリは2020年2月18日、「鹿嶋市における地方创生事业に関する包括连携协定」を缔结したと発表。调印式の席上、鹿嶋市长の锦织孝一氏は「地域には少子高齢化を始めとしたさまざまな课题があり、行政単独の力では解决が难しい状况にある。今回の协定をきっかけに、情报通信技术などの活用、鹿岛アントラーズの资源などを活用した新しい角度からのまちづくりを、叁者で连携して推进したい」と述べ、具体的な取り组みの1つとして「鹿嶋市、メルカリ、鹿岛アントラーズの叁者连携によるスマートシティ事业の推进」を上げた。
一方、メルカリの取缔役会长と鹿岛アントラーズ?エフ?シーの代表取缔役社长を兼务する小泉文明氏は、「新しいテクノロジーが社会の中に入り、人々の生活を便利にしていく时代において、プロフットボールクラブが持つ强みをホームタウンである鹿嶋市のまちづくりにどう生かすかが重要になっている。これまで鹿岛アントラーズが地域とともに歩んできた歴史を大切にし、鹿嶋市、メルカリ、鹿岛アントラーズが叁位一体となって地域の発展に取り组んでいきたい」と述べている。
調印式での鹿嶋市長の錦織孝一氏(左)とメルカリ 取締役会長 兼 鹿島アントラーズ?エフ?シー 代表取締役社長の小泉文明氏(右)
(出典:鹿岛アントラーズのホームページより)
サッカースタジアムを活用してスマートシティ繋がる実証実験を実施
そもそも、2019年8月にメルカリが鹿岛アントラーズを买収した目的は、サッカーのコンテンツを活用して、メルカリの顾客层を男性や40代以上の层にも広げていくことであったが、その一方でメルカリは、2019年からメルペイなどのキャッシュレスサービスの导入も推进している。最终的にはさまざまな最新技术を活用して、サッカーの试合日に多発する周辺道路での交通渋滞解消に向けた予测システムやライドシェアの実现をはじめ、コンビニの无人化の実现なども视野に入れているという。
また、鹿岛アントラーズのホームスタジアムであるカシマサッカースタジアムでは、さまざまな公司が社会课题の解决に繋がるシステム构筑を実现させるための実証実験を行っている。例えば、2021年11月には、観光庁の「これまでにない観光コンテンツやエリアマネジメントを创出?実现するデジタル技术の开発事业」の公募で採択された、「鹿岛アントラーズを基轴としたエリアマネジメントの変革」に関する実証実験が行われた。
そこでは、狈贰颁が混雑度検知のシステムを活用し、スタジアム内の物贩の価格最适化の実现を目指した「ダイナミックプライシング」の実証実験を実施。スタジアム内にある地元で人気のスイーツ店のお菓子の価格を、混雑度に応じて柔软に设定変更する试みで、场内に设置したカメラで混雑状况をリアルタイムに検知して奥别产ブラウザにて来场者に公开。混雑度に応じて価格を変动させ、観客の行动変化の推移を観测した。
狈贰颁ソリューションイノベータが提供する混雑度计测のイメージ
(出典:狈贰颁ソリューションイノベータの発表资料より)
その他にも、2020年9月には狈罢罢ドコモが、カシマサッカースタジアムにおいて5骋技术を活用した マルチアングル観戦サービスを试験的に提供。 鹿岛アントラーズとして新たなサッカーの楽しみ方を提案しているが、そこにメルカリのスマートフォン决済サービス「メルペイ」を连携させることで、スタジアムでのグッズや饮食贩売のキャッシュレス化やチケットのペーパーレス化、さらに痴搁(仮想现実)や础搁(拡张现実)を使った観戦体験などへの展开も考えているようだ。
地域と最新テクノロジーの组み合わせから生まれるイノベーションに期待
メルカリとしては、このようなカシマサッカースタジアムでの実証実験を通して「スマートスタジアム构想」を実现することも目指しているが、そこでの成果を鹿嶋市に还元すればスマートシティの推进に繋がっていく。
鹿嶋市としても、65歳以上の老年人口が约3割となり、医疗面や交通面などで、行政だけではカバーしきれないさまざまな课题を抱えており、メルカリの最新テクノロジーを活用して地域课题を解决したいと考えている。
現時点では、メルカリのスマートスタジアム構想から派生した最新テクノロジーを、鹿嶋市としてスマートシ ティ構築に活用する事例は発表されていないが、混雑度検知やダイナミックプライシング、キャッシュレス決済、チケットのペーパーレス化などが、どのように地域課題の解決に役立つのか。そして、地域と最新テクノロジーの組み合わせによって生み出される、新たなイノベーションにも期待されている。
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